ローカルワーク in HOKKAIDO

HOME その他、地域の暮らしを支える仕事 子供が遊べる地域の食堂。子育てママが集まる場所に。
【おこめ食堂/秩父別町】

子供が遊べる地域の食堂。子育てママが集まる場所に。
【おこめ食堂/秩父別町】

  • その他、地域の暮らしを支える仕事
  • 岩見沢・滝川エリア

おこめ食堂

企業・団体のビジョンやミッション

秩父別の農産物をPRしたい

秩父別町は、北海道空知管内北部にある、空知管内では面積の小さな町、米産業が主体の農業の町です。おこめ食堂代表の塩谷さんのご実家も米農家で、生まれも育ちも秩父別町の、生粋の「チップっ子」とのことです。元々は役場に勤めていましたが、結婚後に退職。地元の主婦の方たちと、「ぴりかちっぷ」というグループを作り、地元産のおむすびを販売して地域のイベントを盛り上げようと活動を始めました。食品を販売する際に正規の厨房が必要となり、塩谷さん自身も将来喫茶店をやりたいと思っていたらしく、また、地域に人の集まる場所が欲しいと思っていたこともあり、その流れでカフェも運営しようとの話になりました。
最初は自宅の庭に生えている花の名前をお店の名前にしようと思っていたのですが、「かもめ食堂」という映画で外国人がおむすびを食べて喜ぶシーンを見たこと、おむすびをPRするのに「おこめ」がぴったりであること、語呂も似ていてしっくりくることもあり「おこめ食堂」という名前に決めました。

たまたま生まれたのんびり空間

「最初にイメージしていたのはテーブルと椅子のある都会にあるようなカフェでした。」と塩谷さんは話します。厨房を作ろうということから話が進み、お店の改装作業が始まりましたが、資金面での壁に当たってしまいます。床を剥がす工事を諦め、お店の床に絨毯を敷き、そのまま低めの机を置いて、お客さんには入り口で靴を脱いで入店してもらうことにしました。「結果的に良かった」と話すこの「お座敷スタイル」は、イメージしていた都市型のカフェやファミリーレストランのような「静かさ」を求められる場所とは違うものとなり、お子さんを連れている地域のママたちの評判となります。「小さな子供を連れて、周りの目を気にすることなく食事をする場所が欲しかった」というご自身の経験もあり、食事をしている横で赤ちゃんがハイハイできる、子供がおもちゃを出して遊ぶのを見守りながらお母さんが食事をできるというこうした環境は、ママたちが落ち着ける貴重な場所にもなりました。

子供が遊べる遊具施設「ちっくる」が出来たタイミングとも重なり、秩父別町に来た親子連れが施設で遊んだ後、ちょっと立ち寄ってのんびりできるありがたい存在になっているようです。

代表者からのメッセージ

出しているメニューはお米を味わってもらうために、シンプルにおむすびとカレーがメインです。野菜はできるだけ地元産、そして出処の分かる安全なものを提供しています。アレルギーを持った子がいたとしても、食べられないのが可哀そうだし、お店としても残してもらいたくないので、できるだけ配慮するようにしています。また、一日に必要な野菜をたっぷり味わってもらいたいので、お味噌汁などは具沢山です(笑)食材の良さを引き出してくれる調味料を選んで使っているので、素材の味を味わってもらいたいです。

企業・団体の魅力

「このお店に来る方は、のんびりすることを前提に来店されることが多いですね」と塩谷さんは話します。お客さんはメニューを急かすこともなく、お客さん同士のおしゃべりや、地域のお母さんたちの情報交換の場所にもなっているようです。
また、夜に行われる忘年会などの集まりには出られない方も多く、そういった方向けに「忘年会ランチ」を提案しています。誰かの家に集まると、呼ぶ方が色々な気を使ってしまうこともあり、色々な気兼ねやストレスも「おこめ食堂」のような中立的な立場によって解消されているようです。

今後の取り組みについて

秩父別町は災害の影響も少なく、近くに深川、滝川、旭川などがあり、買い物するには困らない「丁度良い田舎」ではあります。ただ、ママたちのストレスを減らし、地域で子育て支援をしていくには環境が十分に整っていないかもしれません。
現在、「おこめ食堂」を起点に様々な団体が立ち上がっています。お店を利用して簡単なワークショップを行うグループや、地域で子育て世代を支え合う「自主保育」グループも出来上がっていきそうです。
お店の経営は大変ですが、地域の多くの人たちに支えられています。お店を始める際に地域の人たちの力を自分自身が再発見できました。「おこめ食堂」を通じて、新しいつながりや地元の人たちの再交流が生まれればと思っています。

HOMEに戻る

ローカルワーク検索

エリアを指定
カテゴリを指定

TOP